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SUGI 内装ドア ガラスタイプ
[SK0126]
>> くり坊ブログ【2016/06/14】より
ご紹介するのは、◇国産杉の内装ドアです。
WOODPRO shop&cafe
のお客様からのご依頼で製作したのですが、正直な話、WOODPRO shop&cafeの店長にも「できれば受けたくない」と伝えたのですが、それでも、ということで製作になりました。
こうして完成してみると、なかなかの風格です。
色は、屋内用鶯茶なのですが、◇国産杉の新材をいうこともあって、OLD ASHIBAに塗装した時よりも少し明るめに、そして、少し赤味が強くなって仕上がります。
これはこれでいい色ですね。
なぜ「できれば受けたくない」と言ったかと申しますと、扉に使う材料がすべて杉の板目となってしまうため、反りやすい、というのが一点。
住宅の中は結構空調が効いてますし、リビングと廊下の湿度差というのも起こりやすいので、使用していくうちに、反りによる問題が出てくる可能性があります。
ドアというのはかなりデリケートなものなので、ちょっとした反りが開閉感に大きく影響します。
それから、もう一点は「木がやわらかい」ということ。
特に◇国産杉の新材の場合には、OLD ASHIBAとちがって表面がきれいである分、傷も目立ちやすくなります。
設置までにも傷が付きやすいし、設置後も付きやすいので、「傷もまた味」というくらいにおおらかな気持ちでないと神経質になったらきりがありません。
ということで、お受けしたくない、商品ではあります。
そういう背景もあるので、蝶番加工や、取っ手の加工は一切行わず、すべて現場の責任で対応していただいてます。
何かしら問題が出てしまう可能性が高いので、施工した業者さんにあとあとまで面倒みていただくことが必須ですね。
この格子部分には、設計も苦労しましたが、製作担当者もかなり苦労したようです。
なかなかいい出来です。
(2019年8月現在の参考価格です。送料、消費税額など変更になっている場合がございます)
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