SUGI シェルフ DIYキット

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ご紹介するのは、◇国産杉のDIYキットシェルフです。
個人向け大型商品の配送事情がかなり厳しくなってきていますので、完成品よりも、部材でお送りして現地で組み立てていただく、というスタイルはこれからも増えていくものと想像できます。

プリントものの組立家具というのは、ベニアや繊維板に印刷シートを貼ってあるので、基本的には反りも狂いもなく、加工の精度もピタッとでますが、杉の無垢材となると、そう簡単には行きません。
反りや狂いの問題もありますし、節などの問題もあります。
やはり、最終的に人間系で解決すべき問題も多く、だからこそ、DIYにも適しています。

ということで、本日は、冒頭の写真にあるシェルフを組み立てる手順をご説明します。
これは奥行き270mmのタイプで、90mm幅の板と、180mm幅の板を組み合わせて施工します。
基本的には、オーダーサイズでお受けするので、高さ、幅、奥行き、棚の間隔などをご指定いただいて製作することになります。

1・まずは、傷防止にシートなどを敷きます。
木の細かなくずなどで、床に擦り傷がつく場合もありますし、汚れる場合もあるので、作業に支障のないものを敷いておくのもポイント。

ビス打ちの際に、力がかかりやすいように、壁面に押し付けるようにビス打ちできるよう、壁面に側板を置きます。
90mmと180mmの組み合わせなので、まずは、90ミリ幅を下にしておきます。

側板の溝に、棚板の180mm幅をはめます。

その棚板に、もう一方の側の90mm幅の側板を、溝をあわせてはめ込みます。

ビス固定します。
このとき、全部を固定せずに、半分くらいだけにしておくのがポイント。
後で打ち直すとき、簡単です。
無垢材を組み立てると、後で思わぬ隙間ができていたりする場合もあるので、あとの作業も考えておくのがポイント。

こんな感じ。

続いて、90mm幅の側板の上に、180mm幅の側板をセットして固定します。
この時も、ビスは、全部を固定せずに、固定箇所の半分くらいを固定します。

そして、90ミリ幅の棚板を側板の溝にセットします。

棚板を2枚あわせで使う場合は、段差ができてしまう可能性があるので、あわせめにビスケットと言われる部材を入れて、ずれにくくしてあります。

しっかりと押し付けながら、隙間ができないように固定します。

これで、片側の組立が完了。(ビスは半分くらいしか固定されてません)

とりあえず、一つ飛ばしくらいの感じで固定しておきます。

これを水平に180度回転させます。

そして、先ほどと同様の手順で、側板と棚板を固定していきます。
まずは、下側の90mm幅の側板を固定。

続いて、その上に180mm幅の側板をセット。

しっかりと押さえつけながらビスで固定します。
ビス打ち箇所は、全体の半分くらいを目安にします。

シェルフを起こしますて、がたつきばないか、隙間はどうかなどをチェックします。

問題がなければ、残りのビスを固定します。
問題があれば、問題個所のビスを抜いて、再度固定しなおしますが、一度ビス固定をしてしまった場所は、どうしても同じビス穴にビスが寄せられて微調整ができません。
そんなとき、打っていないビスを先に打って固定すると調整が容易になります。

壁面にセットしてみました。
基本形としては、これで完成です。

茶色系の塗装には、茶色い頭のビスをお付けしますので、比較的目立ちにくいですね。

本棚などに使う場合は、後ろに押し付けてきれいに揃えたかったり、後ろにモノガ落ちるのを防ぐためには、背板があった方がいいですね。
背板をつける場合は、背面う上にしてシェルフを寝かせます。

棚板の後ろ側に細いビスで、背面落下防止板を取り付けます。

そして、壁面にセット。

最下段は幅木と干渉しやすいので、あらかじめ幅木分上に上げて置けば、壁面にぴったり押し付けることができます。
干渉する場合は、背面の板をつけずに施工することもできます。

少し本などを並べてみました。
完成です。


商品データ**************************
SUGI-DIYシェルフ ●イージーオーダー (溝あり)
W750 H1100 D270 落下防止板付
塗装  インテリアカラー ナッツ
参考価格  19000円(税込 20900円)
※参考価格は、仮価格ですので、別途正式なお見積もりが必要です。

(2019年8月現在の参考価格です。送料、消費税額など変更になっている場合がございます)


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