国産杉&ひのき
土台ウッドフェンス

[SK0252]




ご紹介するのは、縦格子のフェンスです。
が、別に縦格子でなくても、横板でも、縦板でも、デザインはなんでもOK。
お伝えしたいのは、ブロックなどの上に、土台をアンカーボルトなどを使って固定して、それを足掛かりに設置するフェンスです。
構造上、アンカーボルトで支えているため、大きな引き抜き負荷のかかる、背の高いフェンスには適しません。
せいぜい80センチ程度の高さまで、というフェンスです。

まずは、ブロックの上などに土台を設置します。
この前に、アンカーボルトの設置がされていることが前提なので、土台にアンカーボルト要の穴加工を行う必要があります。
また、ブロックの上に直接土台を置くと湿気がこもり易いので、土台の下には、「基礎パッキン」などを挟んで、通風の確保も重要。

以前、お客様から頂いたお写真を参考に掲載いたします。
施工前  土台にアンカーを埋め込み、基礎パッキンを設置。

それをもとに、フェンスを取り付け。

今回は、もっと複雑なフェンスだったのですが、その一部分を使って説明します。
まずは、土台となる角材を取り付け。
この角材は、◇国産杉のヒノキ材です。
アンカーボルトを使ってしっかりと固定します。

土台には柱の半分の欠き込みがしてあるので、そこに、柱の下部の欠き込みを合わせます。

あわせると、こんな感じ。
この状態でビス固定。必要に応じて金具などを使って補強します。

柱を土台に立てた様子がこちら。

柱と柱の間にあわせて製作したフェンスをはめ込みます。
土台と柱は◇国産ひのきで、フェンスは、◇国産杉です。

下を30ミリあけて、上をそろえて固定します。

同様にフェンスをはめ込みます。

フェンスを取り付けたら、柱の上部を連結し、フェンス全体を風雨から守る「笠木」を取り付けます。

笠木を取り付けるとこんな感じ。
一応、これで完成の状態です。

縦格子フェンスの裏面はこんな感じです。

ビスは、裏側に集中して打ってありますので、明確に表裏がありますね。

ということで、フェンス設置の一つのバリエーションとして、ご参考までに。

なかなか重厚な仕上がりです。



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