OLD ASHIBA(杉足場板古材)
ガラス入りフレーム(十字格子)
カスミガラス

[SK0323]



ご紹介するのは、OLD ASHIBAのガラス入りのフレームです。
住宅内部の飾りまどであったり、これまでも作っていましたが、今回は、写真館からのご注文でした。
窓から見える外の景色を雰囲気よく不鮮明にしたい、というご要望です。
ということで、デザインガラスはガラスが目立ってしまうので、今回は「カスミガラス」となりました。
冒頭の写真を見ていただいても、背景がよく霞んで、はっきりと見えず、用途としては理想的ですね。

こちらは、裏返しにして撮ったもの。
カスミガラスは、透明なガラスに次いでオーソドックスなガラスですが、片面には細かな凹凸があり、片面はつるつるしていて、多少起伏しています。 最初の写真のガラスの映り方と比べると違いが分かると思います。
一般的に、凹凸面は汚れが溜まりやすく掃除もしにくいので、外部に面した場合は外はつるつる面を向けます。
屋内の場合は、ガラスの表裏というよりも、埃が溜まりやすい側、湿気やすくカビやすい側をつるつる面にする、というのが一般的なようです。

格子の交点は相欠きにして、ビスで固定し、ダボを入れて隠してます。

窓際に置いて、外を見たイメージ。
外がはっきりと映らず、いい感じでぼかしが入ってますね。

カスミガラスは、透明ガラスに次いで一般的なガラスで、見えてもいい場所は透明、見せたくない場所はカスミガラス、という二択です。
私が子供であったころは、紅葉の柄が入ったり、いろんなデザインガラスが国内で生産されていました。
今でも、古い家にいくと、レトロ感あふれる、模様入りのガラスを見ることができますね。
それが、アルミサッシが普及してくると同時に、そういったデザインガラスがすたれて、透明とカスミの二択になっていきました。
結果として、国内でデザインガラスを作る会社もなくなってしまいました。
最近はガラスにおしゃれ感を持たせたいということで、格子状のチェッカーガラスや、石目柄、フローラ柄などのデザインガラスが使われるケースが増えてきましたが、ヨーロッパからの輸入ガラスになるため、とても割高。
その点、カスミガラスは、透明ガラスとあまり変わらない程度の価格で手に入るので、経済的でもあります。

商品データ**********************************************
OLD ASHIBA ガラス入りフレーム 十字格子 カスミガラス
サイズ w555 h990 d35
仕上げ 無塗装
参考価格  25000円(税込 27500円)
※送料別途


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