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OLD ASHIBA
長く大きなテーブルトップ
[SK0578]
くり坊ブログ【2024/09/02】より
ご紹介するのは、長く、大きなテーブルトップについてです。
梱包テーブルの上に並べて撮影してますので、少々見栄えが悪い点、ご了承ください。
現在、「OLD ASHIBA 天板(幅はぎ材)」として販売しているものは、
長さ 2100mm
奥行 900mm
が最大です。
これは、配送上の問題や、WOODPROの設備の問題や、材料の問題などが理由です。
ただ、どうしても、それよりも長いものをご希望いただく場合があります。
本日は、そんな場合の対応としてご提案しているものをご紹介します。
大きなサイズのものを、接着して完成させてしまうと、「運べない」とか「反った状態で接着された」といった問題が発生します。
そこで、接着前の状態でお送りし、現地で接着していただく、という方法です。
今回ご紹介するテーブルトップは、長さ 3000mm 奥行 1100mmありますので、かなり大きいです。
合わせ目には、「ビスケット」を入れて、ずれにくく加工してあります。
これによって、仮に接着部分が外れた場合にもずれにくくなりますし、接着していなくても、ずれにくい、というメリットがあります。
木について詳しくない方にはちょっとややこしい話になりますが、木にはそれぞれ反りがあり、まっすぐではありません。
そのため、そのまま並べますと、必ず、隙間ができます。
接着剤を入れて、ビスケット加工の部分をあわせて、板を強く抑えて隙間を密着させてあわせていきます。
その後、接着剤が乾くまで「ハタガネ」という材料をあわせて締め付ける工具で締め付けます。
縁には縁材を取り付けて補強します。
しっかり接着できていたり、しっかりしたものに固定する場合はなくても大丈夫なのですが、接着が甘かったりすると、合わせ目が離れてくる場合があるので、それを防ぎます。
裏面に「桟木」を付けて連結、補強すれば、接着力不足があっても安心です。
また、仮に、接着しなくても、裏面の桟木で連結固定されているので、そのまま使用できます。
写真は、表側に裏残を置いて撮ったイメージ写真ですね。
今回の案件は、沖縄にあるベトナム料理店。
大きなテーブルを裏桟で連結して、アイアンの脚で支えます。
中央にも一本入れて補強してます。
沖縄に送ったこの大きなテーブルの材料ですが、8月22日に広島から発送したものの、その後、台風10号の影響もあって、8月29日の時点で、港までは届いていたものの、船からコンテナを下すことができず、お届けがかなり遅れてしまいました・・・・。
現地で接着や補強などが必要ということで、完全な初心者には少々ハードルが高いのですが、業者さんや、DIYに熟練した方であれば対応可能です。
どうしても、という案件がございましたら、ご相談ください。
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