OLD ASHIBA
長く大きなテーブルトップ
[SK0578]



ご紹介するのは、長く、大きなテーブルトップについてです。
梱包テーブルの上に並べて撮影してますので、少々見栄えが悪い点、ご了承ください。

現在、「OLD ASHIBA 天板(幅はぎ材)」として販売しているものは、
長さ 2100mm
奥行 900mm
が最大です。

これは、配送上の問題や、WOODPROの設備の問題や、材料の問題などが理由です。
ただ、どうしても、それよりも長いものをご希望いただく場合があります。
本日は、そんな場合の対応としてご提案しているものをご紹介します。

大きなサイズのものを、接着して完成させてしまうと、「運べない」とか「反った状態で接着された」といった問題が発生します。
そこで、接着前の状態でお送りし、現地で接着していただく、という方法です。
今回ご紹介するテーブルトップは、長さ 3000mm 奥行 1100mmありますので、かなり大きいです。


合わせ目には、「ビスケット」を入れて、ずれにくく加工してあります。
これによって、仮に接着部分が外れた場合にもずれにくくなりますし、接着していなくても、ずれにくい、というメリットがあります。


木について詳しくない方にはちょっとややこしい話になりますが、木にはそれぞれ反りがあり、まっすぐではありません。
そのため、そのまま並べますと、必ず、隙間ができます。


接着剤を入れて、ビスケット加工の部分をあわせて、板を強く抑えて隙間を密着させてあわせていきます。
その後、接着剤が乾くまで「ハタガネ」という材料をあわせて締め付ける工具で締め付けます。


縁には縁材を取り付けて補強します。
しっかり接着できていたり、しっかりしたものに固定する場合はなくても大丈夫なのですが、接着が甘かったりすると、合わせ目が離れてくる場合があるので、それを防ぎます。


裏面に「桟木」を付けて連結、補強すれば、接着力不足があっても安心です。
また、仮に、接着しなくても、裏面の桟木で連結固定されているので、そのまま使用できます。
写真は、表側に裏残を置いて撮ったイメージ写真ですね。


今回の案件は、沖縄にあるベトナム料理店。
大きなテーブルを裏桟で連結して、アイアンの脚で支えます。


中央にも一本入れて補強してます。


沖縄に送ったこの大きなテーブルの材料ですが、8月22日に広島から発送したものの、その後、台風10号の影響もあって、8月29日の時点で、港までは届いていたものの、船からコンテナを下すことができず、お届けがかなり遅れてしまいました・・・・。

現地で接着や補強などが必要ということで、完全な初心者には少々ハードルが高いのですが、業者さんや、DIYに熟練した方であれば対応可能です。

どうしても、という案件がございましたら、ご相談ください。



ブログを読んで商品検討をされる場合は、お見積り依頼ください!

・商品の購入を検討される場合
・ちょっとしたサイズを変更して購入検討される場合
・ちょっとした仕様を変更して購入検討される場合

この商品について問い合わせる
※上記ボタンからのお問い合わせが難しい場合は、
Eメール【honten@woodpro21.com】にてお問合せ下さい。


・上記『オーダー品事例』掲載記事は当店店長のブログ【くり坊のひとりごと(blog版)】からの引用です。文章・写真は基本的にそのまま流用しております。
・記事掲載の参考価格は製作時点のものです。商品をご希望の際は改めて正式なお見積りをさせていただきます。