「デッキボード」は、ベランダの形状に合わせてオーダーメイドで製作とのことですが、どのくらいの価格になるものなのでしょうか?
最近のマンションのベランダはかなり広いものが増えてきています。
約13平米のベランダで
●水きりの上張り伸ばし
●側溝の上張り伸ばし
●パイプ欠き込み加工
●ベランダ全面にデッキを設置
という前提で、簡単にお見積りをいたしますと・・・
○デッキボード国産杉中厚型の場合:146,349円(税込)
○デッキボード国産杉厚型アジャスター付きの場合:194,103円(税込)
●デッキボード米杉厚型アジャスター付きの場合:259,308円(税込)

※送料は商品価格に含まれています。

デッキボードのすっきりとしたデザインがとても気に入っているのですが、オーダーメイドで凹凸に合わせて製作するため、他のベランダ用ウッドデッキに比べ、価格が高いのがネックです。デッキボードでも価格を抑える方法はあるのでしょうか?
その場合、
「ベランダ全面にデッキボードを設置せず、リビングから見える部分のみ、単純な形状のデッキボード(イージーオーダータイプ)を設置する。」
という方法がオススメです。

●デッキボード国産杉中厚型を、下の図面のようにベランダの85%程度に設置した場合、
価格はベランダ前面に設置したときと比較して、73%(108,240円)程度となります。
店長くり坊コラムより
vol.21  ものの値段・・・本来の価値と体脂肪




ものには値段があります。
当たり前のようですが、不思議なことでもあります。
売りたいという人がいて、欲しいという人がいて、それぞれに希望があって、
それが折り合ったところが「値段」になるわけで、
それが市場原理の基本なのでしょう。



ただ、実際には一対一の関係であることよりも、
複数が入り乱れているほうが普通です。
その中で自由競争が行われ、「合理的」な価格が決まっていきます。



情報が行き渡らない状態では、部分的に「ぼろ儲け」が
存在できるのですが、長続きはしません。



いいものが安ければ自動販売機でも売れる。
普通のものを高く売るのが営業マンの仕事だ。



これもある意味、真理です。
お前ら営業マンに経費がかかってるんだから、その分高く売れ!というわけです。
そして、実際の価格には「本来の価値」以上のコストが乗せられることになります。



実は、商品の価格には「本来の価値」とは別のコストがいっぱいくっついています。

分かりやすく、私が長い間お世話になった住宅業界における、
「建材」の価格を例にとってみます。
最も一般的な商流(売買の流れ)は
メーカー → 商社 → 問屋 → 建材屋 → 工務店 → 施主
の6者が存在します。
それぞれ、役割に応じて「マージン」を取るので、
メーカー価格と施主価格の間には恐ろしい開きが出てきます。
一坪1万円の床材があるとすれば、施主が意識しなくても
何千円かの費用を中間業者に支払っていることになります。
それぞれの「役割に応じて」、といいましたが、
確かにその役割が納得できるものであれば価格は「適正」です。



それでは、もともと想定されていた「役割」を考えて見ます。



メーカー・・・材料を生産します。

商社・・・情報こそが商社の命です。
売りたい人(メーカー)と買いたい人の情報を持ち、その橋渡しを行います。
橋渡しをしてしまえば、あとはメーカーと問屋の間を
物が動くたびに「マージン」が入ります。
また、メーカーにとっては「回収」の不安をなくす効果もあります。

問屋・・・そのエリアの物流の拠点であることが一般的です。
大量の在庫を持ち、地域の「販売店」にタイムリーに商品を
提供します。
そのため、数多くの有力メーカーと取引があることが重要になります。

建材店・・・複雑で多数の商品を「タイムリー」に現場に届けるという
役割を担っています。建材店があることによって、工務店は施工に注力できます。

工務店・・・「施工」という不可欠な部分を担っています。
施工費はもちろんかかりますが、
一般に、材料費にもマージンを乗せて販売しています。
工務店の利益は、「施工の利益+材料の利益」ということになります。



なんだかややこしい話ですが、よく考えてみるとエンドユーザーに
直接メリットのある「役割」というのはほとんどないことが分かります。
この中で、究極的に不可欠なのは、「メーカー」と工務店だけです。
なので、商社から販売店までを総称して「流通業」と呼びます。
流れる、通るということで、「ホース」みたいな役割ですね。
蛇口から直接水を受ければ不要です。
もし、蛇口のそばで水を受けるのに、長いホースを使っているとしたら、
これはやっぱり無駄なので、ホースをカットしたくなりますね。
「役割」がないにも関わらず、慣習的についているのですから、
人間で言えば「脂肪」と同じです。
最初は筋肉だったのに、使わないからいつの間にか脂肪に変わっていた、
という状況です。
脂肪にも当然役割がありますが、必要以上に付けば「生活習慣病」に
なってしまうので、ダイエットが必要になります。



「小売業の大型化」は「問屋」の役割を奪い、
インターネットの普及は「小売業」の役割も小さくしました。



儲からないなあ、なにかいいことないかなあ・・・・。
そして誰もが思いつくのが「ネット販売」です。



これまで、商社や問屋の営業力に頼ってきたメーカーが
「インターネット」を使って直接ユーザーに物を売る。
これまで流通業者が取っていたマージンが自分の懐に入るという
夢のような販売方法です。
多くのメーカーそれを夢見て、チャレンジしましたが、結果は惨敗。
エンドユーザーはそんなに甘くはないのです。



昔ながらの固定式蛇口ではなかなか売れません。
今の蛇口は、首を振るのは当たり前で、
さらにホースが伸びてシャンプーができたり、
あるいは「活水器」がついていたり・・・・。



「いままで、こういう細やかな対応をしていたのが流通業だったのだ」
と気付くわけです。
エンドユーザーは価値を感じていないかもしれませんが、
懇切丁寧で細やかな対応にもちゃんとコストがかかっているのです。
メーカーはこれまで、電話1本で100個、1000個の注文をもらえました。
でもエンドユーザーからは1個の注文がきて、
その都度商品の説明を求められたりします。
結果として、窓口の人間を増やします。
確かに粗利は多少増えるのですが、
人件費の増加や煩雑さを考えるとぜんぜん儲からない。
「やーめた」
大半のメーカー直売ネット販売はこうして終焉を迎えます。



商品価格のダイエットも簡単ではありません。

そんな中、「WOODPRO」の目指すもの。
次回に続く。


店長くり坊コラムより
vol.22  ものの値段・・・リーズナブルを考える の巻




おしゃれな小物屋さんで500円で買った物が、100円ショップで売っていた、
なんて悲しい出来事がありませんか?
500円で買ったときは当然その価値があると思って買ったのに、
それが100円で売られていると「損した」と思い、
その物自体の価値も100円に見えてしまう。

100円が安すぎるのか?
それとも、自分の見る目がなかったのか?



最近「リーズナブル」という言葉が良く使われます。
「リーズナブルな価格でご提供!」
「お買い得」、もっと言えば「安い!」という感じです。
安いといえば余りに直接すぎるので、
聞こえのいい「リーズナブル」を使うのでしょう。
最近は「バリュー価格」なんて造語もあるようですが、
結局同じ意味のようですね。



でも本来のリーズナブルは「合理的である」「納得できる」
「ちゃんとした理由がある」ということ。
別に安くなくてもいいのです。
要は、価格と品質と「気持ち」のバランスの問題です。

(なんだ、その「気持ち」というのは?)
いい質問です。



価格と品質は分かりますよね。
「良いものを、より安く」です。
でも、それだけで「満足」とか「感動」とかはしないんです。
結局、「気持ち」なんです。
欲しいと思わないと買わないし、大事なのは、欲しいと思う「理由」のほうです。
その背景があって、品質・値段が「合理的」であるかどうかが決まります。



たとえば服を買いに行くとします。
買いに行くのは服ですが、実はその行為の中に「気持ち」が隠れている。
たとえば、今度のデートで彼女を驚かせたい、とか
自分のイメージを変えてしまいたい、とか



服を買いに行き、自分の欲しかった服を買った。
バーゲンだったので、安かった。
が、それだけで満足はしません。
満足するのは
デートの時に彼女が驚いてくれた瞬間だし、
「なんかいい感じじゃない」といわれた瞬間のはずです。



カリスマ美容師は言われた髪形にする技術が優れているのではなくて、
髪をカットに来た女性の「動機」を満足させるからこそ、カリスマなのです。
「動機」は即ち、きれいになること。
だから、目的の達成度によっては、ほかより高くてもいいわけです。
髪を切って、気持ちが弾めば少しくらい高くてもぜんぜんOK。



一方、最近、「カット1000円」の散髪屋が増えている。
少し前までは、カットと髭剃り、シャンプーで3500円〜4000円が相場だった。
「カルテ」に顧客の来歴と、そのときのカット内容を記録し、固定客化を図ったが、
その大半は「1000円」に負けてしまった。(主に、うちの近所での話だが)
なぜだろう?
多くの男性がそこまで髪型にこだわっていなかったということだと思う。
あるいは、髪型の優先順位が低かったというべきか・・・。



お父さんの小遣いは厳しい。
子どもの塾代が増えるとともに、お父さんの小遣いは減っていく。
削れるものはと考えると、まず最初に思いつくのが散髪代。
いまさらもてたって仕方ないし、
髪を切っても誰も気付いてくれないし、
どんな髪型にしますか?と訊かれたら、いつも「そのまま短く」と答えるだけだし・・・。
「もみ上げは?」「普通で。」「普通ですね。」
ところで、普通って?いつもそう思いながら黙って座っている。



お父さんにとっては、カット1000円がリーズナブルなのである。
顔を切られたり、眉毛を落とされたりしなければ、「普通」でいい。
何を隠そう、私自身がそう。



だから、リーズナブルはみんな違う。



WOODPROの商品はリーズナブルだろうか?
「リーズナブル」に「気持ち」を入れれば、
それは結局お客様に決めていただくしかないことになります。
WOODPROの商品は決して安くはありません。
室外機カバー17400円。
そんなもの、ホームセンターなら3000円だ。
その通り。
ホームセンターでは、なんでこんなに安いんだろう?
と思うくらいに、ラティスなんかも安い。



でも、買っていただく方は、室外機カバーを買っているのではなくて、
室外機カバーのある空間を買っている。
すばらしい庭があるが、もし、室外機が台無しにしていたら・・・。
誰も、室外機をカバーするだけのためにお金を出しません。
ものの品質、価格、それがもたらす効果を道理的に考えて
買うかどうかを決めるはずです。



でも勘違いしないでください。
WOODPROの商品は安くはないといいましたが、高いとは言っていません。
普通はたくさんの中間業者を経て売られているものを直売するわけですから、
同等の商品であれば安くて当たり前です。



WOODPROの目指すのは究極の「リーズナブル」
どこからつつかれても、ちゃんと説明できる合理性と、
お客様一人一人の気持ちを大切にすること。
といっても、一人一人に購入の動機を確認して物を売ることなんてできません。
お問い合わせのたびに「詮索」していたのではお客様に嫌われます。
あくまでも、気持ちには気持ちでこたえないと・・・。



ということで、かっこよくいえば、

商品を買っていただくことに意味があるのではなく、
その商品がお客様の暮らしを変えてこそ意味がある。

ということになるでしょうか?



だから、ホームページ施工事例にこだわってしまうんですよね。
お客様が商品を買われた「気持ち」がそこにあります。
今回もいくつか事例をご紹介させていただきましたが、
すべて、お客様ご自身で撮影していただいたものです。
写真のうまい下手を越えた「気持ち」が伝わればいいなと思います。



ほんとにありがたいですね。
写真を撮影して、メールに添付して、お送りいただいて・・・。
お手間だと思うのですが、送っていただける。
「完成しました!」とメールを頂くと、やっぱりすごく嬉しいですね。
完成したことに意味があるのではなくて、ここからお客様の新しい暮らしが始まることへの
「期待感」とか「希望」とかが「完成しました!」なんですね。



「安い」「高い」はお客様の気持ちが決めるものです。
でも、ご購入いただいたお客様が
「リーズナブル」と言っていただければいいな、と思います。
「リーズナブルな価格でご提供!」なんて、ちょっと嘘くさい。
品質・価格のほかに、お客様が期待していた効果を満足してこそ
「合理的」であり「納得できる」なのだと思います。



なんとなくきれいにまとまってしまいましたが、
半ばこじつけっぽい話を最後まで読んでいただいてありがとうございます。
私が気持ちよく仕事をさせていただけるのも、お客様のおかげです。
これは間違いありません。